概要

StriX-1は、2021年12月と2022年3月に打ち上げられたStriX-αとStriX-βに続く、当社3機目の小型SAR衛星です。実証衛星に分類される先の2機とは異なり、StriX-1は将来的な衛星の多数機生産や運用を見据えて本格的にビジネス拡大するための初の実証商用機であり、従来の衛星からバッテリーの改良とダウンリンク速度の高速化により、取得するデータ量を増やし、政府から民間までの幅広い顧客ニーズに対応します。

この度のStriX-1の打上げに続いて、当社は2023年末までには合計6機を軌道上へ打ち上げ、2026年前後には30機のコンステレーションによって広範囲、高頻度の地上観測を可能にするシステムの構築・運用を目指します。

ローンチミッション

ロケット事業者
Rocket Lab, Inc
ロケット
Electron
射場
ニュージーランド マヒア半島
投入軌道
太陽同期軌道、高度561km
打上げウィンドウ
日本時間の2022年9月15日(木)午前05時30分から14日間
(世界協定時は2022年9月14日 20:30~)

ミッション名

THE OWL SPREADS ITS WINGS

ミッション名とは

宇宙関連企業では、ミッションに携わるチームワークの象徴として、あるいはより宇宙のミッションに親しんでいただくために「ミッションネーム」や「ミッションパッチ(ロゴ)」を作ることがあります。

コンステレーションを構築するための大きな一歩となる「StriX-1」について、Synspectiveでは「THE OWL SPREADS ITS WINGS(梟が翼を広げる)」というミッションネームを付けました。新たな1機を宇宙に投入することで、梟が3羽となり、未開の領域に踏み出し新たなチャンスを得ることで、業界での存在感をさらに高めることを示唆しています。

ミッションパッチは以下の通りです。

関連情報

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