SaaSサービス利用約款

第1条(定義)

次の各号に掲げる用語は、それぞれ当該各号に定める意味を有するものとします。
(1) 「アカウント情報」とは、ユーザが本サイトにログインするために、当社がユーザに対して発行するID及びパスワードをいいます。
(2) 「本サービス利用」とは、第4条に基づき当社及びユーザとの間で成立する契約をいいます。
(3) 「サービス提供期間」とは、本サービス利用に基づき、当社がユーザに対して、本サービス等を提供し、ユーザが本サービスを利用して本データをダウンロードできる期間をいいます。
(4) 「本サービス」とは、当社がユーザに提供する本データの閲覧及びダウンロードを可能とするプラットフォームサービスをいい、本サービスの詳細については、別途当社が定めるところによるものとします。
(5) 「本サービス等」とは、本サービス、本データ、本サイト(本サイトにて提供される機能を含みます。)及び仕様書を総称したものをいいます。
(6) 「本サイト」とは、本サービスのために当社が運営するウェブサイトをいいます。
(7) 「本データ」とは、人工衛星から取得された画像データその他位置情報等のデータ及び第13条第1項に定めるユーザデータ等をもとに、当社が加工又は編集を加えたデータをいいます。
(8) 「本約款」とは、本サービスに関して当社が定めた「サービス利用約款」をいいます。
(9) 「ユーザ」とは、第4条に基づき当社に本サービスの利用を申し込み、当社からその申込を承諾された者をいいます。

第2条(本約款の適用)

1 本約款は、第4条(本サービス利用の成立)に従い、ユーザによる本サービスの一切の利用における条件を定めるものとし、本サービス利用の内容の一部を構成します。
2 当社は、本約款に定めるほか、本サービスに関して各種の個別規定その他ガイドライン等(以下「ガイドライン等」といい、本約款と併せて「本約款等」と総称します。)を規定する場合があります。この場合、ガイドライン等は本約款の一部を構成するものとし、ユーザは当該定めの名称に関わらず、ガイドライン等の定めを遵守するものとします。
3 本約款の定めがガイドライン等の定めと矛盾する場合には、当社とユーザとの間で別途合意がない限り、ガイドライン等の定めが優先されるものとします。

第3条(本約款等の変更等)

1 当社は、当社が必要と判断した場合には、本約款等を変更することができるものとします。なお、本約款等の変更を通知した上で、ユーザが本サービスを利用した場合には、ユーザは変更後の本約款に同意したものとみなします。
2 当社は、本サービスの内容、本サービスの利用に要する対価等についても、前項の定めに準じて変更することができるものとします。

第4条(本サービス利用)

1 本サービスの利用を希望されるユーザは、本約款に同意の上、当社所定の申込書に必要事項を記載して当社に提出し、本サービス利用の申込みを行うものとします。なお、ユーザが当社に本サービス利用の申込みを行った時点で、ユーザは本約款の内容を承諾のうえ申し込んだものとみなします。
2 前項に基づきユーザが当社に提出した申込書に対し、当社が承諾した時点をもって、本約款に記載した内容の本サービスの利用が成立するものとします。
3 前項の定めに関わらず、当社とユーザが本約款の規定と異なる内容の合意をした場合には、当該合意の内容が本約款の規定に優先するものとします。
4 第1項の申込書の記載事項に変更が生じた場合、ユーザは速やかに当社に通知するものとし、当社がユーザから申込み又は当該通知を受けたユーザの連絡先に通知又は連絡を行った場合には、当該通知又は連絡はユーザに到達したものとみなされ、当該通知又は連絡がユーザに到達しなかった場合であっても、これによりユーザに発生した損害について当社は一切責任を負いません。

第5条(本サービス利用の解除)

1 ユーザが次の各号のいずれかに該当する場合、当社は、本サービス利用の全部又は一部を解除することができるものとします。
(1) 本サービス利用に違反し、当社がかかる違反の是正を催告した後10日以内に是正されない場合
(2) 申込書その他当社に提出した書類の記載内容が事実に反する場合
(3) 手形、小切手が不渡りとなり、又は支払停止になるなど、経済的な信用状態が悪化したと当社が判断した場合
(4) 監督官庁から営業許可、停止等の処分を受けた場合
(5) 差押、仮差押、仮処分、強制執行若しくは競売の申立又は公租公課の滞納処分を受けた場合
(6) 破産手続開始、特別清算開始、民事再生手続開始若しくは会社更生手続の申立を受け、又は自らこれらを申立てた場合
(7) 合併、解散又は事業の全部若しくは重要な一部の譲渡等の決議をした場合
(8) 前各号の一に該当するおそれがあると当社が判断した場合
2 ユーザが前項各号の一に該当した場合、ユーザの当社に対して負う債務について期限の利益を喪失するものとし、ユーザは直ちにその全額を支払うものとします。
3 ユーザは、10日前までに当社に書面により通知することにより、本サービス利用を解除することができます。なお、当社に対する債務がある場合には、利用者は直ちにその全てを弁済するものとし、当社に支払済みのサービス料金については、当社は一切返金しないものとします。

第6条(アカウントID及びパスワード)

1 当社は、ユーザに対し、本サービスの利用に必要となるアカウントID及びパスワード(以下「アカウントID等」といいます。)を発行するものとします。
2 ユーザは当社から発行されたアカウントID等を厳重に管理し、第三者に貸与、譲渡その他使用させてはならないものとします。
3 ユーザのアカウントID等が使用されて本サービスが利用された場合には、当該ユーザによる利用とみなし、当該利用によりユーザに損害が発生した場合であっても当社は何ら責任を負わないものとします。

第7条(本サービスの内容)

ユーザは、サービス提供期間中、本データを閲覧し、また、当社所定の方法によりダウンロードを行うことができます。

第8条(本サービスの提供中断)

1 当社は、当社のサーバの保守及び点検を行う場合には、事前に本サイト上でユーザにその旨を通知したうえで、一時的に本サービスの全部又は一部の提供を中断することがあります。
2 当社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、ユーザに事前の通知をすることなく一時的に本サービスの全部又は一部の提供を中断することができるものとします。
(1) 当社のサーバの保守又は点検を緊急に行う場合
(2) 火災若しくは停電等の事故、地震若しくは洪水等の天災、戦争、暴動又は労働争議その他当社の責に帰すことのできない事由により、本サービスの提供が不可能となった場合
(3) 本データの元データを取得する人工衛星の故障、当社のサーバの障害等により、本サービスの提供ができなくなった場合
(4) 電気通信事業者による電気通信サービスの提供が中断された場合
(5) ユーザが本サービス利用に基づくサービス料金の支払いを遅滞した場合
(6) ユーザが本約款に違反し、当社から是正を催告されたにもかかわらず当該是正を行わなかった場合
(7) 前各号の他、本サービスの一時中断が必要であると当社が判断した場合
3 本条に基づく本サービスの中断によりユーザに損害が発生した場合であっても、当社は一切責任を負いません。また、本サービスの中断によりユーザが本サービスを利用できなかった場合であっても、当社はユーザから受領したサービス料金を返還しません。

第9条(本データの使用許諾)

1 ユーザは、本サービスの利用期間中、ユーザが申込書に別途記載した使用目的及び以下に定める範囲に限り、本データを使用することができるものとします。
(1) 本データを閲覧・引用してコンテンツ(以下「ユーザコンテンツ」という。)を作成すること。
(2) 前号の他当社から別途許諾を受けた範囲
2 ユーザは、本データ及びユーザコンテンツを第三者に提供又は公開する場合には、別途当社が提供するプラットフォームサービス上に表示された著作権表示を本データ及びユーザコンテンツに付すものとする。

第10条(禁止事項)

1 ユーザは、以下の各号に定める行為を行わないものとします。
(1) 申込書記載の使用目的以外の目的で本データを使用する行為
(2) 本データのリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルその他これらに準じる行為
(3) 本データの全部又は一部を、本サービス利用で明示的に許諾される場合を除き、当社の事前の書面による承諾なしに、複製、改変、翻案、送信その他の利用する行為
(4) 本データの全部又は一部を、本サービス利用で明示的に許諾される場合を除き、第三者に使用させる行為
(5) 当社又は第三者の著作権、商標権、特許権等の知的財産権を侵害する行為又はそのおそれのある行為
(6) 当社又は第三者の財産、プライバシー、肖像権その他の権利を侵害する行為又はそのおそれのある行為
(7) ウイルスなどの有害なコンピュータプログラムなどを送信又は掲載する行為
(8) 当社のサーバ、電気通信機器などの設備に不正にアクセスする行為
(9) 当社による本サービスの提供を妨害し、又はそのおそれのある行為
(10) 前各号の他、本サービスの利用方法として適切ではないと当社が判断した行為
2 ユーザが前項に定めるいずれかに該当したことによって当社に損害が発生した場合には、ユーザは当社に対し、当該損害について賠償責任を負うものとします。

第11条(ユーザコンテンツ)

ユーザは、ユーザコンテンツについて、ユーザの顧客を含む第三者が異議、請求等を行った場合、ユーザの責任と費用負担においてこれに対応するものとし、当社は何らの責任も負わないものとします。なお、ユーザコンテンツに関連して当社が損害を被った場合には、ユーザは当社に対して当該損害を賠償するものとします。

第12条(ユーザデータ)

1 ユーザは、本サービスの利用に際して、画像その他データ(「以下「ユーザデータ」という。)を投稿又はアップロードその他の方法により当社に提供する場合、ユーザ自らが著作権等の必要な知的財産権を保有するか、又は権利者の許諾を得たユーザデータについてのみ当社に提供するものとし、ユーザデータに関して第三者との間で紛争等が発生した場合、ユーザは自らの費用と責任で当該紛争を解決するものとします。また、ユーザデータの提供により当社に損害が発生したときには、ユーザは、当該損害を賠償するものとします。
2 ユーザデータの不具合又は当社が別途定めるデータ形式以外の形式によりユーザデータの提供を行ったことなどにより、ユーザがユーザデータを使用して本サービスを利用できない場合であっても、当社は何らの責任も負わないものとします。
3 ユーザは、ユーザデータのバックアップを自らの費用と責任で行うものとし、ユーザデータが削除され又は消滅した場合であっても当社は何らの責任を負わないものとします。
4 当社は、ユーザから提供を受けたユーザデータを厳重に取り扱うものとし、本データに加工する他ユーザと別途合意した目的以外には使用せず、当該ユーザの事前の承諾がある場合を除き、第三者に提供、開示又は漏えいしないものとします。

第13条(非保証、免責)

1 当社は、本サービス等の完全性、正確性、ユーザの特定の目的への適合性、機能の有効性その他いかなる保証もしません。また、当社は、本データに誤り等があった場合でも、修正の責任は負わないものとします。
2 本サービスの各機能は当社の裁量によりユーザへの予告なく変更又は廃止されることがあり、ユーザはあらかじめこれに同意します。
3 ユーザは、自己の責任により本サービスを利用するものとし、本サービスの利用によりユーザに損害が被った場合であっても当社は当該損害の賠償責任を負いません。ただし、当社の責めに帰すべき事由がある場合はこの限りではありません。
4 火災若しくは停電等の事故、地震若しくは洪水等の天災、戦争、暴動又は労働争議その他当社の責に帰すことのできない事由により本サービスの全部又は一部の履行が遅滞又は不能となった場合であっても、当社はユーザに対して一切の責任を負いません。
5 次の各号に定める事項に起因してユーザ又は第三者が損害を被った場合には、当社は一切責任を負いません。
(1) 本データと現状との不一致に起因する損害
(2) 第8条(本サービスの提供中断)に定める本サービス提供の中断に起因する損害
(3) ユーザによる本データ若しくは仕様書の翻案(フォーマット変換を含む。)、加工・改変又は他のデータ、プログラム若しくは機器との組み合わせに起因する損害
(4) 当社が合理的に管理し得ない事由に起因する損害
(5) 当社のサーバの不具合に起因する損害
6 本サービス等の不具合に関する当社の責任は、第8条(本サービスの提供中断)第3項、本条及び次条に規定されるものに限られるものとします。

第14条(第三者の知的財産権の侵害)

1 本サービス等が第三者の知的財産権を侵害するとして、第三者から使用差止、損害賠償等の請求(以下「紛争等」という。)が生じた場合、ユーザは、侵害訴訟の発生を遅滞なく当社に通知し、当該紛争等に関して協議により解決を図るものとします。
2 前項の定めにかかわらず、紛争等が、本データが翻案・改変されたことに起因する場合、他のデータ・プログラム・インターフェース若しくは機器との組み合わせに起因する場合その他当社の責めに帰すべきではない事由による場合には、当社は一切の責任を負いません。

第15条(権利の帰属)

1 本サービス等の著作権その他の権利は当社又は当社に権利を許諾する第三者に留保されるものとし、ユーザは、これらの権利について譲渡、許諾などを受けるものではありません。ただし、本データを利用して作成したユーザコンテンツは、当社と別途の合意がない限りユーザに二次的著作物としての権利が帰属し、当社に本データの原著作者としての権利が帰属することを本項で確認するものとします。
2 ユーザが、本サービス利用に基づき許諾される本サービス等に関連する発明、考案又は意匠の創作を行い、特許、実用新案又は意匠の出願申請を希望するときは、事前に当該出願に関する取扱いについて両者で協議するものとします。

第16条(監査)

ユーザは、当社が、ユーザに対して書面で請求した場合には、当社又は当社の指定する者がユーザによる本サービスの利用状況について監査することを認めるものとします。

第17条(利用履歴等の利用)

当社は、ユーザによる本サービスの利用履歴等の情報を本サービス改善のために自由に利用できるものとします。

第18条(秘密保持)

1 ユーザは、本サービス利用の履行上知り得た当社の技術上又は業務上の秘密情報を、本サービス利用履行のためにのみ使用し、当社の事前同意なく、第三者に開示・漏洩しないものとします。ただし、次の各号の何れかに該当する情報を除くものとします。
(1) 知った時点で、既に合法的に知得していたか若しくは公知となっていた情報、又は、その後、自己の故意又は過失によらず公知となった情報。
(2) 相手方の秘密情報によらず、独自に開発、作成した情報。
(3) 第三者から秘密保持義務を負うことなく合法的に入手した情報。
2 ユーザは、当社から開示を受けた秘密情報の使用目的を達成した場合、秘密情報の使用の必要性が失われた場合、本サービス利用が終了した場合、又は当社からの要求があった場合には、速やかに当該秘密情報を含む資料、物品等、及びそれらの複製物を返還するものとします。
3 本条第1項の義務は、サービス提供期間の満了又は本サービス利用の解除等により終了した後も有効に存続するものとします。

第19条(本サービス利用終了後の措置)

1 第5条(本サービス利用の解除)第2項、第6条(アカウントID及びパスワード)第3項、第10条(サービス料金及び支払等)第2項及び第3項、第11条(禁止事項)、第12条(ユーザコンテンツ)、第13条(ユーザデータ)、第14条(非保証、免責)、第15条(第三者の知的財産権の侵害)、第16条(権利の帰属)、第17条(監査)、第18条(利用履歴等の利用)、第19条(秘密保持)、本条並びに第22条(一般条項)の各規定は、本サービス利用の終了にかかわらず、有効に存続するものとします。
2 ユーザは、本サービス利用が終了したときは、直ちに本データ(複製物を含みます。)を廃棄又は消去し、かつ当該廃棄又は消去後直ちに、当社所定の書式による廃棄又は消去の証明書を当社に提出するものとします。
3 本サービス利用が終了した場合において、ユーザが当社に提供しているユーザデータがあるときは、当社は、ユーザからの求めに応じて速やかに当該ユーザデータを削除するものとします。なお、当社は、ユーザからの求めがない場合において、ユーザデータを保存する義務を負わず、当社の任意の判断によりユーザデータを削除することができるものとします。また、ユーザデータの削除の有無にかかわらず、当社は本サービス利用終了後も引き続き当該ユーザのユーザデータを加工して作成した本データを利用できるものとします。
4 本サービス利用が終了したときは、ユーザは、原則としてユーザコンテンツを商用利用してはならないものとします。ユーザがユーザコンテンツの商用利用を希望する場合は、本データの利用許諾料として、当社と別途契約を締結し、合意する金額を支払うこととします。

第20条(反社会的勢力の排除等)

1 ユーザは、自ら又は自らの役員が、現在及び将来にわたって、次の各号のいずれにも該当しないことを表明し確約します。
(1) 暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなったときから5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係者、暴力団関係団体その他反社会的勢力(以下「反社会的勢力」という。)であること
(2) 反社会的勢力が実質的に経営を支配し又は経営に関与していること
(3) 自己若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、反社会的勢力を不当に利用していると認められる関係を有すること
(4) 反社会的勢力に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
(5) 反社会的勢力と社会的に非難される関係を有していること
2 ユーザは、自ら又は第三者を利用して、次の各号のいずれの行為も行わないことを確約します。
(1) 暴力的な要求行為
(2) 法的な責任を超えた不当な要求行為
(3) 取引に関して脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
(4) 風説を流布し、偽計又は威力を用いて相手方の信用を毀損し、業務を妨害する行為
(5) 反社会的勢力に名義を利用させる行為
(6) その他前各号に準ずる行為
3 当社は、ユーザが第1項又は第2項のいずれかに該当すると判断した場合、何ら催告をすることなく、直ちに本サービス利用を解除できるものとします。
4 当社は、前項により本サービス利用を解除した場合、これによりユーザに生じた損害について何らの責任も負わないものとします。

第21条(一般条項)

1 ユーザは、当社の書面による事前の承諾なくして、本サービス利用に基づく地位、権利又は義務を他に譲渡し又は担保に供してはならないものとします。
2 本サービス利用の解釈その他につき疑義又は紛争が生じた場合には、両当事者は誠意をもって協議し解決に努めるものとします。
3 本サービス利用の解釈に関しては、日本法が適用されるものとします。
4 本サービス利用に関するユーザと当社との間の訴訟については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とするものとします。

2020年6月1日制定
2020年9月1日改訂
2021年9月15日改訂