Abhinandan Arya, Applied Science Manager
SynspectiveのApplied Scienceチームのマネージャー。SAR衛星群を使って当社のコアソリューションを研究開発する、情報通信、衛星リモートセンシング、プロダクト設計・開発の業界経験を持つAIの専門家。インド工科大学(IIT)で電子・電気工学とコンピュータサイエンスを学び、テキサス大学オースティン校でAIと機械学習のPGP学位を取得。
■SynspectiveのApplied Scienceチーム
Be Kind, Work Smart, and Have Fun!
SynspectiveのApplied Sciencetチームは、地球観測とインテリジェンスが最大限に活用され、意思決定の強化、世界経済の強化、すべての人々の生活の質の向上を実現する、「学習する世界」を構想しています。
インフラ、災害管理、森林・環境、国家安全保障、海事などの分野で、企業や政府による意思決定や行動を支援しています。Applied Scineceチームの仕事は、衛星ソリューション事業の中核であり、様々な業界のお客様の優先事項、ニーズ、課題を把握し、地球観測や科学的知識の革新的かつ実用的な利用を奨励します。
世界への好奇心に溢れ、熱量の高いメンバー達が、最高のソリューションを提供できるよう、日々、地球観測を用いた刺激的でインパクトのあるプロジェクトに取り組んでいます。チームのモットーは、SynspectiveのCredoである「チームへの貢献」「学習と議論の尊重」「未来への視座」を反映しています。
■チームの構成
チームには、地球観測にブレークスルーをもたらそうとするR&Dエンジニアから、お客様に付加価値をもたらす質の高いサービスにフォーカスするエンジニアまで、様々な専門性を持つメンバーが在籍し、共に「学習する世界」を創造するために活動しています。
それぞれが、地球観測、気象学、応用数学などの分野に深い専門知識を持つ専門家です。加えて、アルゴリズムやデータ構造に関する幅広い知識をもとに、アルゴリズム開発と実装のトレードオフを理解することができます。
SynspectiveにおけるApplied Scienceの4つの柱:
■ チームの多様性
Synspectiveでは、多様な人材の採用を推進しています。現在では25カ国からグローバル人材が集まっており、全体の28%が外国籍メンバーです。Applied Scienceチームは、主要な宇宙機関や世界トップクラスの大学から集まったグローバルな人材が70%を占め、多様な専門知識を持つ非常にユニークなチームです。英語、日本語、フランス語、ヒンディー語、ラトビア語など、さまざまな言語を話し、異文化や多様性を楽しみながら仕事をしています。
■Applied Scienceチームの具体的な業務
- 関連分野(機械学習、コンピュータビジョン、リモートセンシング)の最新動向を深く調査し、アルゴリズムを選び、カスタマイズ、組み合わせ、または新しく考案し、手法を設計する。
- 地理空間アプリケーションを用いた意思決定に必要な複雑なデータセットを分析する。
- 研究開発プロジェクトやデータモデルの設計、開発、実行を推進する。
- 既存のシステム、プロセス、ソリューションのパフォーマンスを向上させるためのモデルやアルゴリズムを実装する。
- モデリング、シミュレーション、最適化を使用して、地理空間アプリケーションのプロセス、アルゴリズム、予測/分類システムを設計する。
- 文献と実験を組み合わせて、地理空間ビジネスの問題やプロダクトへの新しいアプローチの適用性を調査する。
■他部門とのコラボレーション
Applied Scienceは、Synspective が提供する衛星ソリューションの中核であり、様々な部門やユニットと複数のインターフェースを持ち、組織全体を俯瞰することができます。データ・プロダクション部とは、Strix衛星データのための社内データハブパイプラインで協業しています。
■SynspectiveのApplied Science チームの主な研究分野
人命救助をサポートするための斜面や地盤の不安定さの警告、持続可能な農業に向けた炭素クレジットの推定、被災地を支援するための洪水監視、再生可能エネルギーと経済を支える風力発電計画に寄与する出力予測
Synspectiveは、世界トップクラスの地理空間情報ソリューションをお客様に提供し、お客様のビジネスに価値をもたらすことに全力を尽くしています。
現在、私たちは以下の研究に取り組んでいます。
- InSARを用いた地盤変位モニタリングと警報発信システム
- 地盤変位の時空間解析に基づく斜面・地盤不安定に対する高度な警報メカニズム
- SARと様々なデータとの統合
- 高分解能SAR衛星による時空間変化検出とディープラーニングによる物体検出
- 時間および空間での高分解能SAR画像による洪水被害評価
- 災害被害把握と時系列変化検出
- 洋上風力発電アセスメント
- 林業資源管理、農業、炭素クレジット推定
- グローバル地理空間インデックス
- 施設モニタリング
- 太陽光発電出力予測地域マッピング
■ チーム内のコミュニケーションとコラボレーション
持続可能な世界の実現を目指し変化を起こすための鍵は、コミュニケーションとコラボレーションであると考えています。あらゆる場面でクリエイティビティを発揮するためには、お互いにアイデアを出し合うことが重要です。また、生産性を高めるため、コラボーレーションの方法も日々進化させています。Applied Scienceチームでは、最適なコミュニケーションとコラボレーションを実現するために、以下のようなさまざまなセッションを行っています。
■ Applied Scienceチームの働く環境
Friendly, Casual, and Flexible
- フレンドリー:チームワークとコラボレーションという私たちの信条と価値観に沿って、控えめなメンバーもチームワークを発揮しています。
- カジュアル:着飾ることなく、オフィスやプレゼンテーションのスタイルを自由にカスタマイズすることができます。
- フレキシブル:タスクをこなし、ミーティングに参加すれば、自分の時間や自宅でも仕事がしやすいです。
チームでは、お互いの信頼関係に基づき、全員がベストを尽くし、アイデアを出し合い、そのアイデア実現のために共に協力してます。また、オープンなコミュニケーションスタイルと1 on 1 を推進し、チームメンバー全員に情報が共有されることで、効果的なコラボレーションを実現します。
地球観測、気象学、応用数学などの分野に深い専門知識をお持ちで、グローバルな仲間とグローバルな課題解決にチャレンジしたいと考えている方は、ぜひ、Open position/キャリア登録より、ご応募ください。