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2020年11月30日
株式会社Synspective
衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)が、内閣府より「衛星リモートセンシング記録の適正な取扱いの確保に関する法律(平成28年法律第77号)」に基づく「衛星リモートセンシング装置の使用に係る許可」を取得しました。これにより、年内に打ち上げを予定されている自社衛星「StriX-α」によるデータの取得および衛星データの運用が可能となります。
衛星データを保管・運用するシステムには、Google Cloud Platformを利用しており、同サービスにて「衛星リモートセンシング装置の使用に係る許可」を取得いたしました。
データの収集・保管・運用等にクラウドサービスを使用することで、自社でデータセンターを保有する必要がなく、大幅なコスト削減に繋がります。クラウドサービスを使ったシステムで許可を受けるのは、国内ベンチャーでは2例目となります。
Synspectiveでは、2020年12月に自社初の実証衛星である小型SAR衛星「StriX-α」の打ち上げを予定しています。将来的には、この「StriX」によるコンステレーション(衛星群)を構築し、そこから得られる高頻度で安定したデータを活用することで、インフラ開発や災害リスクマネジメントに役立つソリューションの提供を目指します。
■株式会社Synspective 会社概要
シンスペクティブは、データに基づき、着実に進歩する世界の実現を目指し、衛星による観測データを活用したワンストップソリューション事業を行う会社です。内閣府「ImPACT」プロジェクトの成果を応用した独自の小型SAR衛星により高頻度観測を可能にする衛星群を構築し、その衛星から得られるデータの販売、および、それらを利用した政府・企業向けのソリューションを提供します。
設立:2018年2月
所在地:東京都江東区三好3-10-3 THE BREW KIYOSUMISHIRAKAWA 1F
代表者:代表取締役CEO 新井元行
【本件に関するお問合せ先】
株式会社Synspective PR担当 熊崎 080-7496-8006 ・ 藤川080-9664-3126