小型SAR衛星の開発・運用からSARデータの販売とソリューションの提供を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)は、この度、ミッションの改定を機に、コーポレートブランドのリニューアルとして、ロゴおよびコーポレートサイトのデザインを一新いたしました。

■ ミッション
「次世代の人々が地球を理解し、レジリエントな未来を実現するための新たなインフラをつくる」

人々が安心して暮らし、生活の質を向上させ、それが未来の世代にまで続いていくことは、私たち人類の共通の願いです。しかし現在、その願いは災害や紛争により脅かされています。これまで築いてきたライフラインが破壊され、多くの命が失われています。さらに、環境問題や資源の限界が、将来の持続可能な発展を阻む要因になっています。私たちは、次世代のために、地球の環境資産や自浄能力の容量を考えた、無理のない経済発展が求められていると考えています。

 こうした地球規模のリスクの解決には、客観的で公平なデータに基づいた現状把握、膨大なデータ解析によるリスク評価、そして科学的かつ集合的、そして協力的な対策の策定が求められ、この一連のサイクルを支える新たなインフラの構築が必要です。

 そして、地球全体のデータ分析を行うには、データの広域性、均一性、信頼性、公正性が求められ、リアルタイムに近い情報が理想です。これを実現できるのが、地球を効率的に俯瞰できる人工衛星のコンステレーションと、そこから得られる膨大なデータを分析するシステムです。特にSAR衛星は天候などの影響を受けずに安定して観測できるため、重要な役割を果たします。

 多くの公共機関や研究機関もこの課題に取り組んでいますが、複雑なプロセスやさまざまな調整が必要なため、スピードと拡張性を持って事業を進められる企業体がリードする強みを発揮できると考えています。そして、その強みを活かすことで公共機関や研究機関、そして多くの企業との連携も期待できます。

 こうした背景を踏まえ、Synspectiveは、SAR衛星を起点とし、「次世代の人々が地球を理解し、レジリエントな未来を実現するための新たなインフラをつくる」をミッションとして掲げました。

■ ロゴ
2つの絡み合う「S」の形を特徴とするSynspectiveのロゴは、Synspective for Sustainabilityという当社のコミットメントを象徴しています。これまでのロゴの形状を引き継ぎ、球体(地球)を包み込むように調和的に配置されており、グローバルなつながりを持つ意味を持たせています。「S」の曲線は、動き、革新、そしてSynspectiveのミッションである”新たなインフラを創造する”ダイナミックなミッションを表現しています。また、地球のシステムを包括するビジョンを反映し、SARによる地球観測とデータによる解析そしてソリューションを統合して、レジリエントで持続可能な世界を創出する当社の姿勢を強調しています。

■ コーポレートサイト
https://synspective.com/jp/

この度、コーポレートミッションのアップデートと新たなロゴ、そしてWEBサイトのリニューアルをお知らせできることを大変嬉しく思います。私たちは、新たなミッションと共に、未来を見据えた挑戦を続け、一層の成長と進化を目指してまいります。引き続き、皆様からの温かいご支援とご指導を賜りますよう、深くお願い申し上げます。今後とも、私たちの活動にご期待ください。