小型SAR衛星の開発・運用からSARデータの販売とソリューションの提供を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)は、株式会社パスコ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:高橋 識光)との販売店契約締結により、自社小型SAR衛星「StriX」のデータ提供を開始したことをお知らせいたします。

StriXは、25cmの高解像度モードから最大10,000km²を一度に撮像できる3m分解能での画像取得が可能です。災害対応やインフラ管理など、多岐に渡る分野で活用されています。また、傾斜回帰軌道と太陽同期回帰軌道の組み合わせにより、不可視領域を避けた撮像の組み合わせも可能にしています。

このたびの提携により、高頻度の観測が可能なStriXのデータをパスコを通じ国内向けに提供することにより、日本の衛星データ利活用のさらなる発展に貢献してまいります。

パスコの衛星事業
パスコは、国内外の人工衛星の運用・データ流通・加工/解析・ソリューション開発・提供などを行い、社会の課題解決に努めています。また、独自に衛星と通信を行うための施設である衛星地上局を保有しており、これまでに国産ロケット打ち上げ時の追尾、テレメトリデータの受信・伝送の実績も保有するなど、日本の宇宙産業に貢献しています。パスコは、空間情報技術と衛星の活用ノウハウを融合させ、経営ビジョン「地球をはかり、未来を創る ~人と自然の共生にむけて~」のもと、社会課題の解決に努めていきます。
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