私たちSynspectiveは「次世代の人々が地球を理解し、レジリエントな未来を実現するための新たなインフラをつくる」をミッションに、事業を進めています。衛星コンステレーションと解析プラットフォームから成る、全地球を多角的に理解するための「インフラ」です。

この「インフラ」は、人類が地球を俯瞰し、科学的知見を積み重ねて進歩していくことを可能にします。各国政府や国際機関はポストSDGsや環境政策におけるゴール設定と成果のモニタリングに用い、企業は地域での災害・地政学・環境のリスクを考慮した経営上の意思決定の根拠とし、そして人々は可視化された地球の環境資産や自浄能力の容量を理解し、その行動を変えていけるはずです。

2018年の創業以来、私たちは衛星関連技術や事業基盤を固めてきました。そして、コンステレーションとグローバルビジネスを拡大するタイミングを迎え、IPOを決めました。上述のビジョンを実現するための、ようやく出発点に立つことができましたが、これから長い航海が待っています。

この間、変わらずに大切にしていきたいことがあります。それは、お客様、弊社メンバーとパートナー、そして株主の皆様のすべてに、豊かさを共有できる事業成長を目指す、ということです。それぞれの人が、時間と資金を持ち寄り、Synspecitveの事業を形作っています。皆の豊かさを生み出すことを目指すとき、短期的な収益の積み上げのみならず、長期的・社会的な視点での投資も同様に重要と考えています。

株主の皆様、長い航海に向け、どうぞよろしくお願いします。