概要

これまで打上げたStriX-α、βにおいては実証機、そしてStriX-1は商用のための実証機という立ち位置でした。

今回打ち上げる「StriX-3」は新しく開発設計された衛星ではなく、「StriX-1」と同じ設計理念に基づいて製造され運用します。今後のSAR衛星コンステレーション構築に向け、複数の衛星を同時並行で製造していくため、同機は、効率的な生産体制の構築を目指した衛星機とも言えます。

StriX-3の打上げおよび画像取得成功が実現すると、撮像の頻度を高めることが可能となり、顧客に提供できるデータの量が大幅に増加します。

当社では2020年代後半に30機のコンステレーション構築を目指します。

ローンチミッション

ロケット事業者
Rocket Lab, Inc
ロケット
Electron
射場
ニュージーランド マヒア半島
投入軌道
太陽同期軌道、高度561km
打上げ日時
3月12日 23:00(JST)
3月12日 14:00(UTC)

ミッション名

Owl Night Long

ミッション名とは

宇宙関連企業では、ミッションに携わるチームワークの象徴として、あるいはより宇宙のミッションに親しんでいただくために「ミッションネーム」や「ミッションパッチ(ロゴ)」を作ることがあります。

今回私たちがつけたミッションネームは、「Owl Night Long」です。

ライオネル・リッチーの有名な楽曲「All Night Long」のオマージュ。”owl”と”all”をかけています。また、StriXの「夜通し(all night long)」地球を観測できるという特徴も表現しています。

このミッションロゴはご自由にダウンロード・ご利用いただけます。

関連情報

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