ロードマップ

Synspectiveは、世界中の変化や自然災害を把握できる独自のアナリティクスプラットフォームと準リアルタイムのSARデータにより、Learning World ecosystemの構築を目指します。

高頻度、リアルタイム性、高分解能の
3大性能を支える衛星開発

Synspectiveでは、衛星間ネットワーク及び地上局サービス及び、データ処理などのデータプラットフォームの利用を含む、”「高頻度」、「リアルタイム性」、「高分解能」”この3つのキーワードを軸とした衛星開発を行なっています。

コンステレーション実現に向けて

私たちの衛星”StriX”は、大型のSAR衛星と同等の性能を有しているだけでなく、シンプルな構成であり、コンステレーション実現のための多数機生産に適しています。

約5メートルあるSARアンテナは大型衛星と同様のサイズでありながら、小さく格納して打上げ可能です。SARを構成する電子回路は、小型衛星本体に格納されたアンプ、制御電子回路、導波管と少ない機器で構成されています。SAR観測のための高電力生成に必要な太陽電池を搭載するパネルは、SARアンテナとの統合により、大面積を確保しつつシンプルな構成としています。

また、大電力制御装置や応答性の高い姿勢制御装置などSARに特化した機能も開発しており、InSAR(干渉SAR技術)を実現する精密な軌道制御手法や、ディープラーニング技術を活用したオンボード画像処理技術の実証も予定しています。

我々の技術開発計画

Synspectiveでは、あるべき開発目標につき、お客さまに向き合うソリューションチームとのチーム横断で、日々議論することを大切にしております。この議論を通じて業種や分野ごとに異なるお客さまのニーズを反映させた衛星設計、研究開発を続け、各世代の衛星への実装を追求します。

現在計画している技術は、新SARシステム、高効率アンプ、SAR制御電子回路の高度化、軽量かつお客さまニーズに適合したアンテナ、衛星間通信ネットワーク、オンボードデータ処理/観測計画立案、即時観測、テレメトリや試験データを用いた故障検知、迅速かつ自律的な故障対処、多数機生産ラインのデジタル化、デジタルツイン、知識のモデル化(モデルベースシステムエンジニアリング)などがあります。

衛星開発部門からのメッセージ

私たちは、熱意と専門性とビジョンを持った人たちと共に、SAR衛星開発を支えるエコシステムを構築したいと考えています。

システムエンジニアリング、プロジェクトマネジメント、SAR、無線、大電力、地上・衛星ネットワーク、データ処理、エッジコンピューティング、IoT、製造、品質管理・保証、工場管理、量産化、エレクトロニクス、機械、熱、EMC、宇宙環境、ソフトウェア、姿勢・軌道制御、材料、調達、暗号化など、幅広い分野の専門知識とサービスを必要としています。

当社のメンバーとしてもサプライヤーとしてでもも構いません。
あなたの熱意について伺いたいので、ぜひご連絡ください。

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