Synspectiveの小型SAR(合成開口レーダー)衛星実証機「StriX-α」が、エジプトの首都・カイロにあるギザの大ピラミッドを撮像しました。

「2021年8月、ギザの大ピラミッドをSAR衛星のストリップマップモードにて撮像」

観測データ

-SAR衛星は地表のターゲット構造物の反射波の強弱を位置に対応する画素を白黒で示します。

-通常1枚の写真に表示されることはまれですが、実は街に比較的近い場所に位置しています。

-街はピラミッドをほぼ完全に囲い込んでいます。

 

3大ピラミッド(拡大図)

軌道と観測の位置関係

ピラミッドの先端は透明に写し出され、画像の上側に向かって伸びています。 これは、StriX-αがこの画像の上面から下降軌道でレーダーを照射し反射波を受信した結果です。

高さのある構造物は衛星の側に倒れて見えます。よってここで見える先端はピラミッドの背中側ではなく手前側となります。

ピラミッドが観測されたオフナディア角(真下からビームをあてる方向に向けた角度)の角度に応じ、反射方向が変わります。 反射波として写し出されたレイオーバーの長さは、ピラミッドの高さに依存します。

 

前回の撮像画像はこちら

Synspectiveの小型SAR衛星「StriX-α」がナイアガラの滝を撮像