Synspectiveの小型SAR(合成開口レーダー)衛星実証機「StriX-α」が、スペイン・トレドを撮像しました。

トレドのSAR Stripmap画像(撮像日時2022年2月27日)

・トレドについて

トレドは16世紀半ばまでスペインの首都として、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教の文化固有の歴史が反映された「帝国都市」として知られています。 街はカスティーリャ・ラ・マンチャ州の平原の丘の上に位置します。今回のSAR画像は、茂みや木々が点在する街を囲む丘を含む広大な領域を写し出しています。

 

トレド市内に点在する中庭のある建築物のクローズアップ

・観測結果

  1. 光学画像と比較すると、SAR画像は都市をよりはっきりと認識することができます。これは、土地と建物の色が同じであるため、遠くから見ると違いが分かりにくいためです。
  2. 旧市街にある13世紀の高いゴシック様式の大聖堂に続く小さな路地は見えにくいですが、特に北部にある整然とした四角い中庭の建物は鮮明に捉えられています。
  3. 建物、高低差、水の位置がよくわかる画像で、SARが類似色に影響されることなく、複数の観測用途に優れていることがわかる。

 

前回の撮像画像はこちら

Synspectiveの小型SAR衛星「StriX-α」がギザの三大ピラミッドを撮像