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2021年8月2

株式会社Synspective

 

Synspectiveが日本航空協会「空の夢賞」を受賞

 

  衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR(合成開口レーダー)衛星(※1)の開発・運用を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)が、このたび日本航空協会「空の夢賞」を受賞しました。

 

 日本航空協会では、1980年に表彰制度を設け、我が国の航空宇宙全般の進歩発展に寄与する啓発活動、技術開発、事業の発展、航空スポーツの普及振興等に貢献された個人や団体を毎年『空の日』に表彰しております。「空の夢賞」とは、航空、宇宙に対する夢や希望を与え、または明るい話題を提供するなどユニークな貢献をした者またはグループに贈られる賞です。

■Synspectiveの受賞理由

「スタートアップとして世界トップレベルの合成開口レーダー(SAR)を搭載した小型衛星の開発により民間の小型SAR衛星(100kg級)では日本初となる高精度の地球観測画像の取得に成功し宇宙技術及びそのビジネスでの実利用の可能性を大きく広げるなど多くの人々に夢と希望をあたえました。」

日本航空協会の発表資料より

 

Sysnpecrtiveの小型SAR衛星 イメージ画像

 

Synspectiveの小型SAR衛星「StriX-α」は2020年12月15日にニュージーランドの マヒア半島にある発射場からRocket Lab社のElectronロケットにより打ち上げられ、予定通りの軌道(太陽同期軌道、高度500km)へ投入されました。その後、順調に運用を開始し、2021年2月8日に初画像の取得に成功しました。年内に2号機の打ち上げを予定しており、2020年代後半までに30機の衛星コンステレーション(※2)構築を目指します。低軌道を周回する30機のコンステレーションにより、世界のどの地域で災害が発生しても、2時間以内に観測することが可能になります。

 

※1:SAR(合成開口レーダー)衛星:マイクロ波を使って地形や構造物の形を観測するため、雲を透過し昼夜を問わず地球観測が可能。

※2:衛星コンステレーション:多数の衛星を互いに連携・協調させた運用を行う状態のこと。

 

株式会社Synspectiveについて

シンスペクティブは、データに基づき、着実に進歩する世界の実現を目指し、衛星による観測データを活用したワンストップソリューション事業を行う会社です。内閣府「ImPACT」プログラムの成果を応用した独自の小型SAR衛星により高頻度な観測を可能にする衛星群を構築し、その衛星から得られるデータの販売、および、それらを利用した政府・企業向けのソリューションを提供します。

 

設立:2018年2月

所在地:東京都江東区三好3-10-3

代表者:代表取締役CEO 新井元行

URL: https://synspective.com/

 

■ 本件に関するお問い合わせ
株式会社Synspective
PR担当
熊崎 080-7496-8006
藤川 080-9664-3126
press@synspective.com