報道関係各位
2020年4月14日
株式会社Synspective
衛星データビジネスの宇宙スタートアップ企業 Synspective
Rocket Lab (ロケットラボ)社と打ち上げの契約を締結
〜世界主要都市日時観測の衛星群構築へ向けて前進〜
衛星データ解析によるソリューション提供および小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発・運用を行う株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行)は、アメリカを拠点とするロケットベンチャーのRocket Lab社と、衛星初号機(StriX-α)打ち上げの契約を締結したことをお知らせいたします。
■Rocket Labについて
Rocket Labは、2006年に設立されたカリフォルニア州ロングビーチに本社を置く小型衛星専用ロケット開発会社です。2018年1月に最初の打ち上げを成功させ、現在まで48基の衛星を軌道へ投入しています。同社では、ニュージーランドのマヒア半島とバージニア州のワロロップス島に打ち上げ射場を有してます。
同社HP:https://www.rocketlabusa.com/
■Rocket Lab Peter Beck CEOのコメント
“We’re delighted to welcome Synspective to Electron, and we’re honored to be play such a pivotal role in the development of the StriX constellation,”
“We understand just how important it is to have control over your orbit and your launch schedule when building out a constellation, so we’re proud to be delivering that capability to Synspective on Electron.”
■株式会社Synspective 代表取締役CEO 新井元行のコメント
「ロケットベンチャーのパイオニアであるRocket Lab社との協業にたいへん嬉しく思っております。また、当社からの要望でもある衛星の軌道や打上時期に柔軟に対応いただき感謝しております。 Synspectiveは、独自のSAR衛星と、衛星から得られるデータの解析及び機械学習によるソリューション提供で、データに基づく新たな視点で、着実に進歩する世界の実現に貢献できるよう事業を進めてまいります。今回の初号機打ち上げにより、いよいよその第一歩を踏み出せることを楽しみにしております。」
*打ち上げ予定時期は2020年内となりますが、現在のコロナウイルスの影響により遅延する可能性もあります。
*打ち上げ予定地はRocket lab社の射場があるニュージーランドを予定しております。
■株式会社Synspective 会社概要
Synspectiveは、衛星による観測データを活⽤したワンストップソリューシ ョン事業を⾏う会社です。内閣府「ImPACT」プロジェクトの成果を応⽤した独⾃の⼩型SAR衛星により⾼頻度観測を可能にする 衛星群を構築し、その衛星から得られるデータの販売、および、それらを利⽤した政府・企業向けのソリューションを提供します。
主な事業内容:衛星データ解析によるソリューションの提供、独自の小型SAR衛星の開発・運用
設立:2018年2月
所在地:東京都江東区三好 3-10-3
代表者:代表取締役CEO 新井元行
URL https://synspective.com/
【本件に関するお問合せ先】
株式会社Synspective PR担当 藤川
press@synspective.com