Synspectiveの小型SAR(合成開口レーダー)衛星実証機「StriX-α」で、アメリカとカナダの国境に位置するナイアガラの滝を撮像しました。(2021年10月)

観測データ

  •  一般的な地図では北が上になっていますが、この画像では衛星の軌道方向である北から南へ、つまり北が左を向いていることがわかります。
  • SAR画像では、水流の明るい後方散乱を見ることができます。
  • 3つの滝の真ん中にあるヤギ島は、水流の画像に一部覆われています。しかし、明らかに島が水流に覆われているわけではありません。

軌道と観測の位置関係

この撮像シーンでは、StriX-αの軌道は下降しています。このため、水流の像が左に移動し、水流の一部がヤギ島を覆っています。SAR画像を正しく、あるいは有用に撮影するためには、衛星の角度や方向が大きく影響します。

 

Synspectiveの小型SAR衛星「StriX-α」がパリのエッフェル塔を撮像

Synspective SAR Data