2020年12月に打ち上げたSynspectiveの小型SAR(合成開口レーダ)衛星実証機StriX-αで、富士山をストリップマップモードにて撮像しました。(2021年9月)
ストリップマップモードでは、アンテナビームの中心は、図4.1に示すように、ほぼ一定のオフナディア角を保持して、衛星と連動し移動します。アンテナビームの内側にある間、地表面は電磁パルスで連続的に照らされ、衛星の軌道方向に連続して撮像されます。この観測モードでは、観測幅及び撮像域(シーン)の長い画像を、スラントレンジ解像度2m×スラントアジマス解像度2.6mで撮像できます。