熊本県を中心とする地震により、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
Synspectiveでは、平時より国内の災害対応において公的機関と連携し、小型SAR衛星による観測体制を整備しています。SAR衛星は夜間や悪天候下でも地表を観測できる特性を有しており、発災直後の状況把握において有効な手段となります。
今回の地震(2026年7月28日午後4時27分ごろ 最大震度7)におきましても、発災を受けて直ちに緊急対応を開始し、発災当日中に緊急タスキング登録および撮像計画を確定、翌未明には被災地域の撮像を完了いたしました。取得データは処理後、関係機関へ順次提供するとともに、判読解析の結果につきましても段階的にお届けしております。
観測・解析データの一部(甲佐町周辺の様子など)

図1:観測範囲(熊本県中部一帯)/2026-07-29 00:34(JST)撮像 / (© Synspective Inc. 背景図:地理院タイル)

図2:甲佐町周辺 拡大図 / Staring Spotlightモード(分解能 0.46×0.25m)

図3:撮像範囲全域に色をつけて判読。斜面災害判読結果 ― 判読可能な斜面において大きな崩壊は確認されず
被災地では現在も余震が続いております。身の回りの安全に十分ご留意いただき、皆様のご無事と一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
当社は今後も、小型SAR衛星コンステレーションによる観測能力を活かし、公的機関をはじめとする関係各所と連携しながら、災害発生時の迅速かつ継続的な情報提供に取り組んでまいります。