[報道関係者各位]
株式会社Synspective
東京計器株式会社
株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役CEO:新井元行、以下Synspective)は、このたび、東京計器株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役 社長執行役員 安藤毅、以下東京計器)と小型SAR衛星の量産工場に向けたパートナーシップを締結し、量産に向けた協議を開始いたしました。Synspectiveは、2026年前後までに30機体制の衛星群(コンステレーション)構築を計画しており、東京計器は新たにクリーンルームを備えた衛星組立棟を新設して、数年以内の量産開始を目指します。
Synspectiveは、人工衛星の開発・運用、ならびに衛星データやその活用によるソリューションプロバイダーです。同社の小型SAR衛星「StriX(ストリクス)」は、従来の大型SAR衛星に匹敵する性能を持ったまま、小型・軽量による低価格化を実現しています。既に2機の実証機の打ち上げ運用を行なっており、2023年中に合計6機、2026年前後には30機の衛星群(コンステレーション)構築を目指しています。
東京計器は永年に亘って培ってきたマイクロ波応用技術を活かし、これまでSynspectiveの小型SAR衛星向けにマイクロ波パワーアンプモジュールを納入してきました。今回の量産工場のパートナー選定を受け、東京計器 那須工場内にクリーンルームを備えた衛星組立棟を建設し、量産開始を目指します。また同社では、長期ビジョンとして掲げている「東京計器ビジョン2030」において、宇宙事業を新たな成長ドライバーの候補としており、将来的に衛星活用ビジネスによって安全な社会の実現に貢献することを目指しています。
今後両社では、現状を確認しつつ協議をすすめ、実行計画に基づき、契約は段階的に行われる予定です。
- 東京計器株式会社について
東京計器は、国内初の計器メーカーとして明治時代に創業し、現在は、民間・官公庁両方の事業で社会インフラを支えているBtoBの企業です。 幅広い事業分野を有しており、船舶港湾、産業機械、建設機械、上下水道、防衛、鉄道などの安全安心に貢献する製品を提供しています。
2030年に向けた長期ビジョン「東京計器ビジョン2030」にて宇宙事業を成長ドライバーの一つとして掲げ、航空・宇宙関連向けマイクロ波応用機器メーカーとしての実績を基に、既存事業が保有する市場を取り込んだ衛星活用ビジネスにより、安全な社会の実現に貢献していきます。
創立:1896年5月1日
所在地:東京都大田区南蒲田2-16-46
代表者:代表取締役 社長執行役員 安藤 毅
URL:https://www.tokyokeiki.jp/